株式会社 遊食房屋 様(香川県)
愛媛地区エリアマネージャー 店長 石田 義之 様
http://www.yusyokubouya.com/
【業 種】飲食業
【従業員】209名(正社員 57名、P/A 152名)
香川・愛媛で旬の食材を使い、新鮮な海の幸など厳選した食材を熟練の職人が匠の業でおもてなしする「遊食房屋」。飲食業以外にもスパやエステといった美容関係の経営も行っている企業。
業務を円滑に進めるカギは、店舗間での情報共有
遊食房屋様でnanotyの導入するに至った経緯、さらに当時、どのような課題を抱えられていたのかお聞きしました。いくつも存在するツールの中で、nanotyを選定されたポイントについてもお話しいただきました。
風通しの良い環境作りのために
これまでは通達事項や変更等は各店舗の店舗責任者とメールでやり取りを行い、そこから各従業員に情報を共有するようにしていました。しかし、メールで連絡を入れた日に休みの従業員がいることもあるため、店舗責任者からその従業員に情報が伝わっていないことも多々ありました。特に料理のメニューが変更となり、新しいマニュアルを共有した時には、休んでいた社員に同じ情報を繰り返し共有しなければなりませんでした。また、個々の日報報告はなく、店舗の状況等は電話での確認だったため、社内連絡ツールが必要と感じ、探すきっかけとなりました。当初はフリーのツールを探していましたが、セキュリティ的な情報管理やサービスの継続利用(いつサービスが停止になるかもしれないリスク)に不安があったため、多少費用を掛けても信頼できる有償サービスを利用したいと思いました。何件か候補はありましたが、価格帯や試用期間のサポート面からnanotyを選択しました。
従業員全員で作るコミュニティ
nanotyのコミュニティ機能では、マニュアルや社内連絡はもちろん、各店舗のミーティングやディスカッションの報告を共有したり、繁忙期には社長のメッセージを共有し、従業員の士気を高めたり、各店舗の実績に対する社長のコメントも従業員全員で共有ができるようになりました。時にはお客様からいただいたクレームもコミュニティに投稿し、他の店舗の従業員にも情報を共有し、改善できるようになりました。また、従業員の誕生日にはケーキをプレゼントしているので、その様子を写真に撮って共有もしております。
スマートフォンでいつでもどこでも確認
nanotyはパソコン、タブレット端末、スマートフォンに対応していて、どの機種からもログインできるところが一番使い勝手が良かった点です。ほとんどの従業員はスマートフォンを使って日報やコミュニティを登録しています。各店舗の売上報告もnanotyのコミュニティ機能を使って報告していますので、報告完了後に日報も一緒に登録することもあります。日報やコミュニティの確認は、従業員が出勤する前、休憩時間、自宅から確認することが多いです。最新の情報がコミュニティに投稿された際は、店舗内でお互いに声掛けをして内容を確認するように心がけています。
社内SNSを定着させるコツとは
遊食房屋様はnanotyを導入され4年以上経過されています。継続して社内SNSを運用するポイントを聞いてみました。
日報、コミュニティの定着化
それぞれの店舗が離れているため、従業員は月に一回行われる店長会や、半年に一度開催際される従業員の集会以外は、なかなか多店舗のメンバーと顔を合わせる機会もないため、全員がコミュニケーションを取れる場所がありません。それもあってか、nanotyが従業員同士のコミュニケーションをとる環境となっています。nanotyには常に最新の情報が投稿されていますので、従業員はnanotyをしっかりと確認していないと情報が入ってきません。情報が入らないと業務が遅れることもありますので、店長には必ず従業員にnanotyを確認するように伝えています。
今後の展望について
業務の中で、外部のストレージサービスを利用しています。店舗間のデーター共有はこちらで管理しているため、ストレージのデータとnanotyがうまく融合できるとさらに使い勝手が良くなりそうです。要望として考えていた日報やコミュニティの通知機能も、新デザインにすることでメール通知がされるようになりましたので、しばらく様子を見ていきたいと思います。