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“耳活”時代の新習慣 ~“読む”から“聞く”日報~ 

こんにちは!
nanoty運営事務局です٩(ˊᗜˋ*)و

耳で学ぶ・耳で楽しむ―オーディブルやポッドキャストなど、音声コンテンツが広く親しまれる時代になりました。
そんな “耳活” の流れをビジネスの現場にも応用できるのではないかと考え、
読む” から “聞く” 日報に挑戦してみました!

日報は書くことで振り返り、読むことでチームの気づきを共有する大切なツール。
しかし「忙しくて読む時間がない」「気になる内容だけ効率よく把握したい」といった声も少なくありません。
そこで私たちが挑戦したのが「音声で日報を聞く」という新しいアプローチです。

音声ツールを使用して日報の内容を自動要約し、耳から情報を取り入れることで、
移動中や作業中でもチームの状況をキャッチアップできる方法を考えてみました。

「聞く日報」はこうしてつくった!使用ツールと実践ステップ

今回使用したのは、Googleが開発したAIアシスタント「NotebookLM

nanotyから日報データを出力
音声データを生成しやすいように出力した日報データを加工
加工した日報データをNotebookLMにアップロード
プロンプト(指示文)を作成して指示出し
音声が自動で生成、完了

生成された音声ファイルはダウンロードが可能で、いつでも聞き返したり社内で共有することもできます。
今回は「その日、社内でどんなことが起きていたのか」をラジオニュース風に構成し、題して「日報ヘッドラインニュース」と名付けました👋

プロンプトは一度しっかりと作り込めば、毎回作り直す必要はありません。
音声データの生成を含め、作業はおよそ20分程度で完了します。

サンプルの日報データで作成した「日報ヘッドラインニュース」はこちら>>

音声日報、やってみたらこうだった!リアルな反応

nanotyでは、業界の中でもいち早く日報にAIを搭載し、要約やレポート化といった
機能を実装してきました。
今回新たなアプローチとして「音声」を活用し、日報を “聞く” スタイルで社内共有してみました。
実際の日報をもとに生成した音声データを共有したところ、社員から多くのポジティブな声が寄せられました✨

■社員のリアルな反応(一部抜粋)
キーワードや難しい言葉もちゃんと説明してくれるのがいい
クオリティーが想像以上に素晴らしくて驚いた
まさにこういうのが欲しかった
第三者が紹介と感想をくれる感じが励みにもなる

こうした声からも、“聞く”日報には「情報を伝える」以上の価値があることを実感。
単なる業務報告ではなく、誰かの声を通して共感やつながりが生まれる
今後の社内コミュニケーションの在り方を見直すきっかけとなるかもしれません。

✔合わせて読みたい記事
ChatGPT連携~タイパ重視のプレイングマネジャー向けに日報要約機能追加~
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やってわかった音声化の課題――開発担当の気づき

nanotyの開発担当者でもある内山が、“聞く”日報を実現させるために必要な今後の
課題や気づきについて教えてくれました。

内山▼
率直な感想として、掛け合い形式での会話が楽しかったです。

難しい単語を「つまり」「○○ということですね」と分かりやすく言い換えてくれるので、他部署の人にとっても理解しやすい内容になっていると思います。
一方で、会話のテンポが速すぎる部分やイントネーションが不自然な箇所は改善の余地がありそうです。

現在は会社全体の日報をまとめていますが、
部署ごとにまとめることで、より必要な情報を効率的に得られると思いました。
実際にnanotyに取り込むとなると、閲覧権限の設定も関わってきそうですね。

ただし、AIは「文章」から情報を読み取っているので、その解釈やまとめ方が実際の状況と異なる可能性があります。そのため、適切な検証が必要だと考えています。
今後、どうやって取り組んでいくのか楽しみです。

日報をもっと自由に、もっと身近に

聞く”日報は、時間や場所に縛られず、気軽に情報を得られる新しいコミュニケーションのかたちです。
特に外出の機会が多い営業担当にとっては、移動中に聞きながら情報をインプットできる便利な機能となっていくでしょう。
また、読むことが負担になっていた人にも自然とチームの動きが伝わり、共通認識の向上やエンゲージメント向上につながります。

記録から組織をつなぐ “” へ。
働く毎日にそっと寄り添うように、日報をもっと身近な存在にしていけたらと思っています。

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