
日報へのAI活用
生成AIの登場により、世界レベルでAIのガイドラインを制定すべく注目を集めていますね。日報サービスを提供している私たちも、日報とAIをどのように連携できるのか、日々考えております。その中で、AIを活用した日報の「入力支援」について紹介されているサイトなどがありますが、nanotyではAIによる日報の自動作成は考えておりません。
これは私たちの考える“日報の目的”から離れてしまうからです。
nanotyでは、日報は自分自身の『振り返りの時間』だと考えています。
「あの時こういう対応ができたからうまくいった!」
「あの時こういう対応ができていれば…」
自分自身の成長につながる振り返りの時間、AIが日報を作成してしまうとその成長の機会を失うことになります。
AIは別の業務で活用し、余裕ができた時間を日報業務に割り当てることでより効果が発揮されるでしょう。
1日の活動の中でAIには判断できない自分自身の気持ちや想い、考えがあるはずです。
私たちはそんな『人の心情の変化』を大事にしていきたいと考えています。

日報とAIの連携について
nanotyでは、人手による日常的な管理業務の負担を軽減することへAIを活用しようと考えています。1. 日報の要約機能で「タイパ」を実現
日報は業務報告の重要な記録ですが、管理職者には「日報を読む時間が限られ情報を活用しきれない」という運用課題があると聞きます。そこでnanotyでは、日報とAIを連携させ、要約した日報を所属部署別に一覧表示する「日報ダイジェスト機能」を開発しました。
特に、実務も管理も担うプレイングマネジャーがメンバーの行動を効率的にざっくりと把握し、マネジメントに活かすタイパの実現を目指しました。

✔合わせて読みたい記事
◆ChatGPTと連携した日報システム「nanoty」~タイパ重視のプレイングマネジャー向けに日報要約機能追加~
2. 業務活動を振り返る「活動レポート」
「社員の活動プロセスを確認したい」という目的で日報を利用をされるお客様が増えています。nanotyでは、社員別に過去の日報を遡ったり、検索機能で絞り込み表示させることはできますが、内容までまとめて確認することができませんでした。
そこでnanotyとAIを連携させ、それぞれの社員の活動実績をレポート形式で出力・確認できるオプション機能をリリースしました。
✔合わせて読みたい記事
◆ChatGPTを搭載した業界初のAI日報〜活動レポート・成長レポート編~
3. 成長の気づきを与える「成長レポート」
「業務報告の為に日報を書いている」と思っている社員が多いのではないでしょうか。しかも1度書いた日報を振り返ることって…ないですよね。日々の気づきや想いが残っている日報だとしたら、そのまま書き捨てになってしまうのはもったいないです。
そこでnanotyとAIを連携させ社員の日報を分析、どのような活動がどういった成長に繋がっているのか、自身の成長をレポート形式で出力・確認できるオプション機能をリリースしました。
自分では気づかなかった成長の兆しや可能性を可視化し、働く中での自信に繋げていただきたいです。
✅こちらもチェック
◆社員の成長を支える日報「nanoty(ナノティ)」
まとめ
AI技術を用いることで、人手による日常的な管理業務の負担軽減や新たな気づきを与えてくれるようになりました。これまで以上に『日報の価値』を高められるよう日々努めて参ります。